|
|
純白のウェディングドレスのシルエット。その隣に立つタキシードの新郎。
参拝席に並ぶ、正装した財津、富永、高畑、千寿、蔵持もいる。 |
| 富永 |
: |
「(ポツリと)なんで、こうなるんですか?」 |
|
|
祭壇に立つ牧師の前にはなんと、安田と両子。 |
| 牧師 |
: |
「汝、安田靖緒は河瀬両子を妻とし、病める時も健やかなる時も、死が二人を分かつまで愛し続ける事を誓いますか」 |
| 安田 |
: |
「(感極まって)・・・・・ち、誓います!」 |
| 牧師 |
: |
汝、河瀬両子は」 |
| 両子 |
: |
「誓います」 |
| 高畑 |
: |
「(ビデオカメラを回しながら)両子さん、早すぎ」 |
| 千寿 |
: |
「でも、キレ〜イ」 |
| 財津 |
: |
「思い出しますね、自分の時のことを(胸を押さえる)」 |
|
|
牧師、全員の方を見回し、 |
| 牧師 |
: |
「立会いの皆様の中で、この婚姻に異議のある方はいらっしゃいますか・・・・・いらっしゃらないようですので、ここに二人の結婚を」 |
|
|
次の瞬間、教会の扉がバンと開いて、 |
| 声 |
: |
「異議アリ!」 |
|
|
全員が振り向くと、逆光の中、喪服のような黒い服、ベールをかぶった加音子が立っている。 |
| 牧師 |
: |
「!」 |
|
|
加音子、バージンロードを一気に駆け抜けて祭壇までやって来た・・・・・・・ |