「佐原の山車行事」 佐原の大祭 国指定重要無形民俗文化財
国指定重要無形民俗文化財 佐原の大祭
平成16年2月には「佐原の山車行事」が
国の重要無形民俗文化財に指定されました。










佐原の大祭は、夏祭り(7月)と秋祭り(10月)の年2回行われます。

夏は小野川を挟んで東側の本宿・八坂神社、秋は西側の新宿・諏訪神社の祭礼として行われます。

江戸時代すでに「見物の群衆、人の山をなし」(赤松宗旦)と言われるほどの賑わいをみせた佐原の大祭は、
なんといっても華麗な山車、哀愁を帯びた佐原ばやしが特徴です。


古い町並みの残る小野川沿いを行き交う山車の姿は、佐原の特色を生かした見所のひとつ。

夜のライトアップされた小野川沿いを進む山車の姿は風情たっぷり。

佐原の町に”小江戸の賑わい”が蘇る大祭です。

* 三百年  伝統の山車祭り *

古文書によると、山車の無い時代 「祭りに町民は御輿の後を傘鉾や花万燈等をもって参加していた」 とあります。

享保の時代に入り(1715年ごろ)佐原は急激な繁栄をみせ、経済的に力をつけた各町はさかんに山車を造るようになりました。


幕末に出た赤松宗旦著『利根川図志』にも「江戸中期以降佐原は下利根第一繁昌の地なり」また「佐原は利根川と水運とむすびつき繁栄し」

山車祭りに関しても「見物の群衆、人の山をなし、まことに目ざましき祭りなり」とその降盛ぶりを記しています。


以降、時代は移り変わり、山車や飾り物は変わったものの、およそ三百年の間祭りは引き継がれ、

現在でも7月と10月に行われる佐原の祭りには豪華な飾り物をつけた山車を老若男女の参加により、

日本3大ばやしである「佐原ばやし」の調べにのりながら盛大に山車が曳き廻されます。

昼の豪快な曳き廻しや、山車の前で踊る手古舞、夜に入ると提灯、ぼんぼりに灯が入り華やかさも加わり、

歴史ある佐原の山車祭りは、さらに一層の盛り上がりをみせる。


平成16年2月には「佐原の山車行事」が国の重要無形民俗文化財に指定されました。


*   各町の自慢の山車   *
佐原の大祭 仁井宿 鷹
≪仁井宿≫
佐原の大祭 荒久 経津主命
荒久≫
経津主命
(ふつぬしのみこと)
佐原の大祭 船戸 神武天皇
≪船戸≫
神武天皇
(じんむてんのう)
佐原の大祭 下仲町 菅原道真
≪下仲町≫
菅原道真(菅公)
(すがわらみちざね)
佐原の大祭 寺宿 金時山姥
≪寺宿≫
金時山姥
(きんときやまんば)
≪本川岸≫
天鈿女命
(あまのうずめのみこと)
≪八日市場≫


≪浜宿≫
武甕槌命
(たけみかづちのみこと)


≪上仲町≫
大田道灌
(おおたどうかん)


≪田宿≫
伊弉那岐尊
(いざなぎのみこと)
佐原の大祭 佐原の大祭 佐原の大祭 佐原の大祭 佐原の大祭
佐原の大祭 佐原の大祭 佐原の大祭 佐原の大祭 佐原の大祭
佐原の大祭 佐原の大祭 佐原の大祭 佐原の大祭 佐原の大祭

* 見どころ *
山車乱曳き
のの字廻し(曲曳き)
お御輿の渡御・神幸
サッパ舟による佐原ばやし演奏
小野川川岸巡行
各町若連による手踊り
郷土芸能披露
小野川遊覧
(シャトル舟運航・1日券 大人/1000円 子供/500円)


* 祭り用語 *
曳き廻し
山車を運行すること。梃子(てこ)と呼ばれる20kgもある太くて長い丸太を使いブレーキと梶をとり、山車を操る。
山車乱曳き
各町ごとに思い思いのコースを曳き廻すこと。
山車巡行
山車が整列して曳き廻すこと。
通し砂切
朝、山車が出発する時と、夜、山車が到着した時だけ演奏される儀式的な曲を1代目の山車から順に演奏されること。
のの字廻し
重さ3〜4t、高さ7メートルにも及ぶ山車を向かって左前の車輪を軸とし、『の』の字を書くように回転させる。山車上部の人形が『能』を舞っているように回転させることが上手とされる。

千葉県の結婚式場「聖フランシスコ教会」 http://www.st-francisco.net/